若気
- ビーバップみのる
- 2007年12月19日
- 読了時間: 2分

AV界の定番ジャンルの一つとして「肩書きモノ」というのがある。
(現役東○生や現役モデルや元芸能人など) ボクは、「肩書きモノ」に興味が無いから、今まで「肩書きモノ」の撮影をしたことがなかったが、初めて「肩書き」を持つ女性を撮影した。 彼女の肩書きは、「ヤ○ルトおばさん」
興味が無い方も多いと思うが、僕と「ヤ○ルトおばさん」との関わりについて書いてみようと思う。 ボクが、小学5年生のある日、友人達3人と下校していた際、ボク達の前方から、自転車に乗った「ヤクルトおばさん」がニコニコしながら近づいて来て、ボクらの前でブレーキを引いた。 その「ヤ○ルトおばさん」は、友人の吉田君のお母さんだった。おばさんは、ボク達に向かって、「いつも仲良く遊んでくれてありがとうね。」と「ヤ○ルト」を一本ずつくれた。
吉田君は、ヤ○ルトを受け取らず、イライラしながら、「もういいから、どっか行ってよ!」と母親に向かって強い口調で言葉を投げ捨てた。 どうして吉田君が母親に向かって厳しい口調になったかと言うと、当時ボク達の学校では、母親が「ヤ○ルトおばさん」であることは、「かっこ悪い」「恥ずかしい」という認識で統一されていたからだ。 深い理由は全くないのだが、「学校でうんこする」のと同列くらい恥ずかしい事とされていた。 当然、その事実が発覚した日からアダ名が「乳酸菌」「ジョ○」「ミル○ル」などヤ○ルト関連のものになり、暫くの間、いじめられっ子の仲間入りとなってしまう。 さっきまで仲良く下校していた吉田君のアダ名は、「ビフィズス菌」になった。
ボクも吉田君のことを「ビフィズス菌」と呼ぶようになった。
その日を境に、吉田君と一緒に下校することは無くなった。
子供ながらにいけないとこととは認識していたが、吉田君を庇うとボクも仲間外れになるから、慣例に従った。
すごく申し訳ない思いにさいなまれました。
何故なら、

ボクの母親も「ヤ○ルトおばさん」だったからだ。 吉田君、ごめんなさい。 ボク自身も、友人と一緒の際に何度かヤ○ルトレディの制服姿の母親に声を掛けられる危機を迎えたが、知らない人の振りをする、早足、無視で危機を逃れていた。 次第に母親もそんなボクの空気を察して制服姿の時は声を掛けなくなった。
大人になった今だから言えるが、「ヤ○ルトおばさん」嫌いじゃないです。
おやすみなさい。
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