君の名は・・・
- ビーバップみのる
- 2005年5月22日
- 読了時間: 3分

最近、好きな女の子ができた。 5年くらい前に付き合っていた女の子と再び出会い再び好きになった。 5年前の出会いはナンパだった。 会ったその日にいっぱいエッチさせてくれ、そのまま彼女の家に半年位住んでいた。 当時彼女の仕事はヘルス嬢をしていた。
彼氏と一緒に上京したが、ギャンブル狂いの彼氏はホストになり、彼女は彼氏の売上のために、ホスト通いをしているうちにすぐにお金が無くなり、さらに彼氏の売掛金もかぶされて、風俗に身を置き、
通っていた専門学校も行かなくなり、
彼氏も家に帰ってこなくなったり、
東京で暮らす意味もないなーという愛に生きる20歳の女の子だった。
こう書くと不幸そうに見えるが、
ルックスは良かった。
とにかく顔がエロかった。 彼氏に被らされた借金を返したら、風俗はやめるんだと言っていた。
顔がエロかったから必死に口説いた。 付き合って4ヶ月ほどで結構な額の借金を返し終えた顔がエロい彼女は同時に「ナイタイ」や「マンゾク」に毎回載るカリスマフードルになっていた。 いやいやだった風俗の仕事も、週5で働いていた。 その頃、ボクは彼女のエロい顔以外も好きになっていた。
付き合って半年のある日、彼女に言った。 「もう風俗やめて欲しい。」と。 するとカリスマフードルとしての自覚が芽生え始めていた彼女はボクに言った。 「私だっていつかはやめようとは思うんだけど、今はもう私だけの意志じゃやめられないんだよ。お客さんも一杯いるし、あなた1人だけのためには存在できないよ。」と。
いつのまにか彼女はエロい顔をした風俗アイドルになっていた。
東京が彼女をフードルに変えてしまいました。 東京が彼女を勘違いさせてしまいました。 僕は、とても頭が痛くなり「じゃぁ、別れるしかないね。」と言った。 彼女は「辛いけど、しょうがないね。」と言って泣いていた。
僕達はお別れした。 それから5年後、風俗雑誌で彼女を見かけた。
彼女は今もエロい顔をしていた。
予約を入れ、彼女のお店へ行き、僕達は5年振りに再会した。
彼女はすごく喜んでくれた。「私も会いたかったよ。」と言ってくれた。 5年振りに会う彼女は、少し化粧が濃くなったのとマットプレーのしすぎで少し体がたくましくなっている以外はかわらずエロい顔をしていた。
僕達はお互いの5年間について語った。 彼女は僕と別れてから5年間で1人としか付き合わなかったと言っていた。 それも3ヶ月だけと言っていた。
「今は、週3出勤で、アロマの勉強してて、アロマのお店を出す資金がもうすぐ貯まるから、風俗はやめるんだ。」と言っていた。 ボクはプレーをせずに、 連絡先の交換と、ご飯の約束をして店を出た。 そんなボクの最近の悩みは彼女の本名が思い出せないことだ。
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